「やるべきことをやろうとしていた時間になったのに、遊びをやめられない」。よくある話ですよね。遊びは誰にとっても楽しいものです。でも遊びの時間にそのまま浸り続けてしまうと、あとが大変なことになってしまいます。
「やるべきことが先、遊びはあと」を実践するために
できればいつも心の中に持っておきたいマイルールは、「やるべきことが先、遊びはあと」です。親が子供によく言うセリフですよね。確かにこれは、より良い未来を作り出すために必要な、今とるべき行動を促すための適切な言葉だと思います。この言葉を実践できると良いですよね。
でもこの言葉って、なんだか「いやいや、そりゃそうだけどさぁ」って言いたくなるような理屈っぽい言葉だと思えませんか?「こんなに楽しいこと今やめられるわけないじゃん!」なんて言いたくなるような言葉ですよね。だからやめたくなくなっちゃうんです。なので、私は私自身にあまりストイックな言葉は使わないようにしています。もっと自分を安心させて、自分が納得できるような言葉を使うのです。
「あとでまた遊べる」の安心を与えましょう
「やるべきことが先、遊びはあと」の言葉よりも、「遊びはひとまず中断して、とりあえずやるべきことをやる」の言葉の方が優しい言葉に思えませんか?「中断」というくらいですから、やるべきことをやったら、そのあとまた遊びの続きができるということです。この言葉に対しては「あとでまた遊べる」ということの安心感から、「そういうことなら手を打とう」と、すんなりと遊びをやめて「とりあえずやるべきことに取りかかろう」と思えそうな気がしてきませんか?そして、やるべきことへのモチベーションも高まりそうな気がしませんか?だって、やるべきことをやったら、また遊ぶことができるのですから。
最優先にすべきことは「今やるべきことに取りかかること」
ここまで述べてきたことはあくまで「やるべきことにしかるべきタイミングで取りかかれるようにするための工夫」であることを理解してください。これができるようになるために、まずは自分に「あとでまた遊べるんだ」という安心を与えて、「今やるべきことに取りかかる」ことに自分を納得させてください。この段階では「遊びの時間を減らさないとダメだ!」などのストイックな考えは持たなくていいです。それは次のステップとしておきましょう。この段階で最優先にすべきことは、「やるべきことを、しかるべきタイミングで取りかかれるようになること」です。
そのためには、「遊びを続けるのではなく、今やるべきことに取りかかる」ことに慣れていく必要があります。「これをやったあとにまた遊びの続きができるんだ」の安心を、この習慣化に役立たせるのです。
「遊びを続けるのではなく、今やるべきことに取りかかる」の経験を重ねていくことができますように。
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