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怠惰と嫌悪感の関係

 怠惰な気持ちが強くなると、次第にそれは嫌悪感へと変化します。「面倒くさくてやる気になれない」が、いつしか「それをするのが嫌い」に変化してしまうのです。

 

 課題から目を背け続けることによって、人はその課題をよりネガティブに誇張して考えてしまう傾向があります。それゆえ人は常に現実と向き合うことが求められるのです。もしかすると「面倒くさくてやる気になれない」と思っていても我慢してそれに取り組んでいけば、次第にそれに慣れて面倒くさいことではなくなることだってあるかもしれません。

 

 我慢してそれに取り組めば、少なくとも現実的にそれがどれほどのものであるかを知ることができるため、それをネガティブに誇張して考え、嫌悪感を抱いてしまうようなことにはなりづらいと思います。

 

 

 良いことも悪いこともあるのが人生。楽しいことも楽しくないこともあるのが人生ってものですよね。

 

 人は誰でも「しょうがないなぁ~」と我慢して、仕方なく課題に取り組まなくてはならないときがあるものです。

 

 先のことを考えれば、嫌悪感を抱く前に、「面倒くさい」と思っているうちにやったほうが良いに決まっているんですよね。