バランスのとれた行動

　バランスのとれた行動をすることは、いつだって大切です。バランスを崩すと痛い目にあいます。バランスボールから転げ落ちたとき、私はそれを思い出します。

　極端に考えないことです。例えば、今日幸せでありたいからと目の前の楽しみを求めすぎると、将来苦しい思いをするかもしれません。一方で、将来の幸せを求めすぎて今を生きていると、つまらない毎日を過ごすことになってしまうのかもしれません。ここにバランスをとることの難しさがあります。

　人は何かを得るために何かを失います。ですから私たちはいつだって、欲しいものと失うものをしっかりと理解した上で行動を選択する必要があるのです。

　誰でも気ままに今を楽しみたいし、将来も幸せでありたいと願うものです。しかし、そのどちらにも最大限を求めてしまうと無理が生じます。今そこにある楽しみを求めすぎないこと、かと言って将来に幸せを求めすぎないこと。今も将来も幸せであるためには、バランスのとれた行動が必要なのです。

　結局どうしたら良いのか？

　自分の行動と自分の将来との因果関係をいつも意識していることがまずは必要ですね。そして自分の将来から決して目を逸らすことなく、できる限り今を楽しく生きることができれば良いのです。